前衛の駆け引き②~逆に打たれても問題ない~

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こんにちは、ソフトテニスNEXTのダイスケです。

今回は、前回の記事の続きについて書いていきます。

前衛が駆け引きをするとき、失敗をしてしまう事があると思います。クロスのポーチボレーをしに行こうとしたら、ストレートを抜かれてしまった。などなどあると思います。

そのせいで、駆け引きをすることが怖くなってしまいプレーが消極的になってしまってはもったいないですよね。

今回の記事では、逆に打たれたときの対処法について解説をしていきます。

それでは、前衛の駆け引き②~逆に打たれても問題ない~のスタートです。

前回の記事、前衛の駆け引き①~どんなボールが来やすいか~もあわせて読んでみてください!

前衛の駆け引き①~どんなボールが来やすいか?~

目次

はじめに

まず、前衛のみなさん理解してほしいのは、失敗を経験していない前衛は、立派な前衛になれないということです。

私も、現役の頃にたくさん失敗やミスをしてきました。(かといって立派な前衛になれたかというと微妙ですが、、、。)

それでも、たくさん失敗をしていく中で自分なりに改善をしてみたので、その一部を紹介していきます。

主にタイミングを変える、ポジションを考える、ペアと打ち合わせをするの3つについて解説をしていきます。

タイミングを変えてみよう

一番最初に考えたのが、動くタイミングについてです。

逆に打たれるということは、動くのが早すぎるのではないか?と考えました。

いつもなら、テイクバックが止まってから動いていたのを、テイクバックが動き出してからスタートをしたり、テイクバックが完了する前に逆方向にフェイントを入れたり工夫をしました。

体感としては、逆に打たれることは少なくなりました。しかし、動き出すタイミングが遅くポーチボレーで先を通されることが多くなりました。

ポジションを考えよう

ポーチボレーやストレートボレーで先を通される。これは前衛にとっては、逆に打たれるよりも屈辱的でした。読みは合ってるのに決めることができない。先生に怒られる、萎縮する、とあまりよくないサイクルに陥っていました。

そこで考えたのが、ポジションを少し内側にするということでした。半歩から一歩内側に立ち遅くスタートしても届くようになりました。

さて、ポジションを内側にすることで、逆側に打たれるリスクも増しました。

しかし、ここで思わぬ誤算がありました。後衛の心理としては、狭いところを通すときはけっこう速いボール、広いところを通すときは、そんなに速くないボールで打ってくることが分かりました。

つまり後衛がギリギリ届くようなボールなので、後衛がフォローしてくれるのです。僕の高校時代の後衛は、コートカバー能力が高く、とても頼りになりました。笑

なので、安心して大胆なポジションをとり、駆け引きをすることができたのです。

ペアで打ち合わせをしよう

しかし、試合の終盤やラリーが長く続いたときは、疲れてしまってフォローするのも難しくなってしまいます。

そこで考えたのが、常に短期決戦で勝負をするというものでした。サーブ、レシーブ、決めると3~4球以内でポイントをとるようにこころがけました。ハンドサインを考えて、何十回、何百回、何千回と試しました。常に挑戦と反省、改善を繰り返します。

何回もやると、後衛は、前衛の最初の動きを見るだけで、前衛がどんなプレーをするのか予測することができ、フォローがはやくなります。

フォローがはやくなれば、逆に打たれても決められることは少なくなりました。

まとめ

駆け引きをするときに、逆に打たれたらどうしようと考えてしまうのは当たり前です。

ですが、不安や迷いからプレーが消極的になってしまってはもったいないです。

しかし、前衛の成長の分かれ目はまさしくここだと思います。失敗に学び、挑戦し反省、改善策を考えて挑戦し続けてみてください。今回、解説したポイントは、ほんの入り口です。もっと駆け引きを楽しめる前衛になってソフトテニスを更に楽しみましょう!

 

 

 

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