こんにちは、ソフトテニスNEXTのダイスケです。
今回は、運動神経について記事を書いていきます。
スポーツをするのであれば運動神経が良いに越したことはないですが、一言に運動神経といっても色々な要素があります。
ここでは、運動神経とはどのようなことなのか、運動神経をよくするためには、どんなトレーニングをすると良いのかを解説していきます。
ぜひ、練習前のウォーミングアップに取り入れてみてください。
それでは、運動神経の正体!コーディネーショントレーニングとは?のスタートです。
目次
はじめに
「あの子は運動神経がいいな」、「あの子は運動神経が悪いな」とよく耳にします。
ここで皆さんに質問です。
運動神経が良いと聞いて、どのような選手を思い浮かべるでしょうか?
ボールの打点に入るのが早い、ボールへの反応が早いといったところでしょうか。
運動神経は、小さい頃に公園で遊んだり、様々なスポーツを経験することで磨かれていきます。
それでは、運動神経には、どのような要素があるのか解説をしていきます。
運動神経の正体とは?
運動神経は、最近ではコーディネーションと呼ぶことが多くなっています。
コーディネーションとは、主に7つの能力に分けられています。7つの能力とは、「リズム能力」「バランス能力」「変換能力」「反応能力」「連結能力」「定位能力」「識別能力」があり、下に図としてまとめました。
リズム能力 | リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ |
バランス能力 | バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直す |
変換能力 | 状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える |
反応能力 | 合図に素早く反応して、適切に対応する |
連結能力 | 身体全体をスムーズに動かす |
定位能力 | 動いているものと自分の位置関係を把握する |
識別能力 | スポーツ用具などを上手に利用する |
ソフトテニスで例えると、、、
- 「リズム能力」:前衛が相手後衛と駆け引きをしてボレーにいくとき
- 「バランス能力」:サーブでトスがぶれたとき、相手のボレーをフォローするとき
- 「変換能力」:展開が変わった時に、ポジションを移動するとき
- 「反応能力」:ボールが予測した方向と違う方向に来た時に反応するとき
- 「連結能力」:走りながら打ったりするとき
- 「定位能力」:前衛がポジションをとるとき
- 「識別能力」:ラケットを上手に利用する
これら7つの能力を鍛えることでソフトテニスに限らずスポーツの能力が向上していきます。
コーディネーショントレーニング
それでは、実際にコーディネーションを向上させるためには、どうすればよいのかを解説していきます。
コーディネーショントレーニングの注意点
- 身体に負荷がかかりすぎないようにする
- 短時間でいろいろなトレーニングを行う
- 楽しくできるように工夫する
同じトレーニングを長い時間をやるよりかは、短時間でいろいろなトレーニングをすることで身体に様々な刺激を与えられるので、トレーニングの効果があがります。
ただ、それだけいろいろなトレーニングを用意するのは、困難だと思います。なのでいままでのウォーミングアップに工夫を加えることでコーディネーショントレーニングのバリエーションを増やしていきましょう。
具体的には?
両側性 | 前後左右上下に動きを加える |
複合性 | 運動の組み合わせ、足の運動に手の運動を加える、複数の動きを組み合わせる |
対応性 | 条件の変化、道具を変えたりする |
不規則性 | トレーニングに意外性を加える、合図を変えたり |
変化度 | トレーニングの難易度を変化させる |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
小さい頃から外で遊んでいた子に比べると、部屋の中で遊んでいた子の方が運動神経は良くない傾向にあります。外で遊んでいた子は、自然と運動神経であるコーディネーションを鍛えており、何もトレーニングを行わないと、その差は開く一方です。
楽しく鍛えられる練習メニューを考えてあげることで、運動が苦手な子でも上達していけると思います。
この記事を参考にして、楽しく鍛えられるメニューを考えてみてください!
コーディネーショントレーニング、アジリティトレーニングについては、こちらから↓
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