こんにちは、ソフトテニスNEXTのダイスケです。
今回は、アップ練習のアジリティトレーニングについて解説していきます。
練習前や試合前には、アップをして体を温めておくことで自分の能力を最大限発揮することができます。
この練習は、楽しみながらできる面白い、楽しい練習です。
それでは、コーディネーショントレーニング~アジリティトレーニング~のスタートです。
フットワークの解説は、こちらの記事へ!
目次
はじめに
アップ練習とひとことで言っても、いろいろな方法があり、目的や効果は異なってきます。
アジリティトレーニングでは、ソフトテニスで必要な能力である、集中力、瞬発力、フットワークを鍛えることができます。
その他にも、フットワークを鍛える「ラダー」や、動体視力を鍛える「お手玉」などもありますね。
楽しんで鍛えられるという考えを持つと、地味で辛い練習でも耐えることができるかもしれません。
アジリティとは
アジリティ(agility)とは、機敏や軽快、鋭敏さといった意味を持ち、簡単にいうと「すばしっこさ」です。
ソフトテニスで例えるのであれば、レシーブを打った後に定位置(ポジション)に入る、前衛ならば、フェイントといったモーションの動作に当てはまりますね。
アジリティトレーニング
それでは、どうやって鍛えていくのか解説していきます。
このトレーニングは、1対1もしくは、1対複数で行います。どちらかが指示を出し、どちらかが実践するような形になります。
基本姿勢
トレーニングを受ける方は、腰を少し落として足を肩幅に開き、足をばたばたと地団駄を踏むようにして待ちます。
指示を出す方は、胸の前あたりで小さく前にならえの状態にします。指示の出し方は、手のひらを上や下、右や左と動かします。
指示の種類
指示の種類について基本は4通りで行います。
基本はこの4通り。
①の指示は上、トレーニングを受ける方は、すばやくその場でジャンプをします。
②の指示は下、トレーニングを受ける方は、すばやくその場でしゃがみます。
③の指示は右、トレーニングを受ける方は、すばやく右向け右をします。
④の指示は左、トレーニングを受ける方は、すばやく左向け左をします。
ランダムに回数を決めて行ってみてください。
注意点として
指示を出すのが速すぎると難しくなってしまいます。
指示を出す→実践する→基本姿勢に戻って指示者を見る(約2秒)→指示を出す
というように一定のテンポで指示を出しましょう。
慣れてきたら、、、
基本は4通りですが、指示する方が、その場で手をたたく、トレーニングを受ける方は、1回転ジャンプをする。右側で手をたたく、右側にサイドステップ、左側で手をたたく、左側にサイドステップするといったように種類を増やしてみましょう。
なぜ集中力と瞬発力、フットワークが鍛えられるの?
集中力
物事に集中する力、集中をしている時間を持続する力が鍛えられます。
アジリティトレーニングを行うことで、「この指示だったらこう動く」と頭の中で意識するようになります。それが複数回行われるので必然と集中する力、集中力を持続する力が身につきます。
瞬発力
瞬間的に跳ね返す、ばねの力が鍛えられます。
アジリティトレーニングでは、すべての指示に対してすばやく行うことを心がけましょう。すばやく行うことで必然と瞬発力が身につきます。
フットワーク
フットワークが鍛えられます。
基本の4通りでは、その場で行う動作が多いですが、応用練習として、サイドステップやクロスオーバーステップを取り入れることで必然とフットワークが身につきます。
まとめ
今回は、アジリティトレーニングについて解説をしました。
アジリティトレーニングで身につく力
- 集中力、、、物事に集中する力、持続する力
- 瞬発力、、、瞬間的に跳ね返す、ばねの力
- フットワーク、、、サイドステップやクロスオーバーステップ
道具不要でできて、みんなでできる、けっこう楽しいとなかなか評判の良いトレーニングです。
更に集中力を高める方法として、上を下、右を左としてやってみるのも面白いかもしれませんね。
ぜひ、練習前や試合前に取り入れてみてください。
集中力については、こちらの記事でも解説しています!
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