こんにちは、ソフトテニスNEXTのダイスケです。
今回は、チームワークを高めるためにミーティングなどで使える取り組みを紹介していきます。
ソフトテニスだけに限らず、組織として成長するためには、チームワークを高めることが一番だと考えています。
お互いのことを思いやり、高め合っていける。そんなチームを目指しましょう。
それでは、【ミーティング向け】チームワークを高める感謝を伝えようゲームのスタートです。
目次
はじめに
私は、指導者として女子中学生を教えて3年目になりますが、女の子というのは、グループを作りがちだなと勝手に思っています。
そのグループ内では、お互いを高めあうことができているかもしれませんが、やはりチーム一丸になっているかと聞かれると、そうではないのかなと思います。
そんなチームをひとつにすることができるかもしれない取り組みを、今回は紹介していきます。
感謝を伝えようゲーム
感謝を伝えようゲームとは、読んで字のごとく、感謝を伝え合うゲームです。
やり方は、2つのグループA.Bに分け、お互いが向き合うように横一列に並びます。
向かい合っているペア同士で日ごろ感謝していることを伝え合います。
例えば、ボールをいつも運んでくれてありがとう、率先してブラシをしてくれてありがとうなど、日ごろ伝えることのできてなかった感謝の気持ちを伝えましょう。
時間を決めて、ペアを入れ替えて繰り返していきましょう。
はじめは、言葉が出てこなかったり、照れ臭くなってしまうかもしれませんが、最後まで見届けてあげましょう。
感謝を伝えるとどうしてチームワークが高まるのか?
みなさんは、マズローの欲求5段階説というのを聞いたことはありますか?
マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求には、「生理的欲求」、「安全の欲求」、「社会的欲求」、「承認欲求」、「自己実現欲求」の5段階があり、下の欲求が満たされれば、上の欲求を満たそうとするというものです。
日本に暮らしている私たちは、生理的欲求、安全の欲求が脅かされることは滅多にありません。
社会的欲求とは、その組織に属するだけで満たされます(強豪校の一員、評判の良い部活動の一員など)。指導者の方は、満たされる環境づくりを行っていきましょう。
承認欲求は、他者から自分を認められたり、先生や上司に褒めてもらうことで満たされます。
そして、社会的欲求、承認欲求が満たされると、自分(チーム)の目標に進むことができます。
これは、私の推察ですが、キャプテンに優秀な人材が多いのは、他のチームメイトに比べて社会的欲求、承認欲求が満たされることが多く、自己実現に向かって取り組めるからだと考えています。
話がそれてしまいましたが、感謝を伝えようゲームでは、社会的欲求、承認欲求を満たすことができるので、チームとして、自己実現を目指すきっかけづくりになります。
まとめ
社会的欲求とは、その組織に属するだけで満たされる欲求。
承認欲求とは、仲間や先輩、先生やコーチに認めてもらう、褒められると満たされる欲求。
チーム全体で自己実現(目標の達成)へ向かうには、ひとりひとりの潜在的な欲求を満たしてあげることが近道です。
今回紹介した、感謝を伝えようゲームを取り入れて、チームワークを高めていきましょう。
コメントを残す