こんにちは、ソフトテニスNEXTのダイスケです。
今回は、題名のとおりソフトテニスのサーブの上達のポイントを前編、後編にわけて詳しく解説していきます。
目次
はじめに
あなたは、レシーブをするときにこんなことを思ったことはありませんか?
ファーストサーブ入らないで、フォルトになってくれ,,,と
私が教えている生徒の半分以上は、試合中にこのようなことを思っているといっていました。
つまり相手も思っていることは同じなのです。
前置きが長くなってしまいましたが、ファーストサーブをいれることで精神的に相手より優位に立てる、攻める準備ができるということなのです。
この記事では、ファーストサーブの確率を少しでもあげられるお手伝いができればと思います。
それでは、サーブが上達する10個のポイント~前編~のスタートです。
*注 ここでは右利きのプレーヤーを想定しています。左利きの方は、反対の手足で行ってください。
1. グリップの握り方
テニスのサーブでは、イースタングリップを推奨しています。
指導者の方の中には、打ちやすい持ち方(フリーグリップ)で教えている方も多いですが、体の構造上人間が最も力を発揮する持ち方は、イースタングリップです。
ここでは、イースタングリップで説明していきます。
ストロークを打つグリップ(ウエスタングリップ)から90度ラケットをずらした握り方です。
ここで質問です! あなたはうちわを扇ぐときにウエスタングリップで持ちますか?イースタングリップで持ちますか?
ほとんどの人が、イースタングリップに近い握り方をすると思います。なぜならイースタングリップの方が手首の可動域が大きく少ない力で大きな力を生み出すことができるのです。
うちわを扇ぐときは、少ない力で涼しくなりたいですよね?サーブも同じです。イースタングリップなら少ない力で威力のあるサーブを打つことができます。
2. スタンスの向き
続いて、サーブを打つ時のスタンスの向きです。
スタンスの向きの決め方はとても簡単です。
- サーブを打つ時の持ち方(ここではイースタングリップ)でラケットを体の正面で握ります。
- ラケットの面が打ちたいコースに向くように体の向きを調整します。以上です。
サーブを打つ時のフォームは、野球の遠投(遠くに投げること)のフォームを参考にしています。
右肩と左肩の延長線上に投げたい方向が決まります。投げたい方向に対して正面で投げようとしてもそんなに遠くへは飛びません。
サーブでも打ちたいコースに対して右肩、左肩の延長戦が向くようにスタンスの位置を決めましょう。
3. トスのあげ方
サーブを打つ時に大切なのは、トスが正確に上げられることです。正確に上げられることです。大切なことなので2回言いました!笑
トスを正確に上げるコツは、3つあります。
1) ボールの持ち方
ボールを持つ時は、手のひらにのせて親指で支えるように持ちましょう。
つかむように持つとすべての指に、均等な力を入れないとまっすぐあがりません。
手のひらにのせて親指で支えるように持ちましょう。
2) 腕はまっすぐ、前に
腕を曲げながらトスを上げると腕だけの力でボールを上げようとしてしまうのでトスが安定しません。
トスを上げる時は、腕をまっすぐに伸ばしてあげましょう。
また、トスをあげる腕の位置は、体の横側ではなく前方に伸ばしましょう。
3) ボールを離す位置
ボールを放す高さは、目線の高さです。
目線より下でボールを放すと前に、目線より上で放すと後にトスが上がってしまいます。
安定したトスを上げれるようにボールは、目線の位置で放しましょう。
この3つのポイントを意識してトスをあげる練習を行いましょう。
4. 足の使い方
あらゆるラケットスポーツの中で腕だけの力でボールを打つことはおすすめできません、いわゆる手打ちですね。
少しでも威力のあるサーブを打ちたければ、下半身の使い方もマスターしていきましょう。
トスをあげてからインパクトまで左足を動かしてはいけません。
理由は、フットフォルトの原因になってしまう、下半身でためた力をインパクトに使いたいのにためた力が分散してしまいます。
左足が動いてしまう原因は、トスが安定して上げれていないこと、下半身の筋力不足が考えられます。
それでは、以上のことを考えて足の使い方をマスターしていきましょう。
『トスを上げたら右足を左足に寄せて軽く曲げインパクトの直前でジャンプします。』
ここで今、サーブを指導している方!
打点を高くしろ、高いところで打てと教えていると思います。ジャンプさせましょう!ジャンプをすることで筋肉が緩まり腕がまっすぐ伸び高い打点でサーブを打つことができます。
5. 体の使い方
ここでは、骨盤の使い方を主に説明していきます。
サーブの威力アップに欠かせないのが上半身のねじる力です。
みなさん、輪ゴムを想像してください。ねじればねじるほど戻ってくる力は強いですよね?
上半身の使い方も似ています。体のねじりから戻ってくる反動を使ってサーブを打ちましょう。
どのくらいねじるのかというと、トスをあげたらおしりの左半分が相手のコートに向くくらいです。
骨盤の使い方の練習法は、ジャイロピッチ練習法などがあり、YouTubeでも動画が載っているので参考にしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?すべて紹介してしまうと膨大な量になってしまうので今回は5つのポイントにまとめました。
サーブひとつとってもこれだけ注意するポイントがあります。
ですが、ひとつひとつ目的意識を持ち練習を重ねることでサーブが上達していきます。
毎日のサーブ練習に対してもトスを気をつける、左足を動かさないと自分で目的をもって練習をしていきましょう。
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